奥住 恭央 弁護士 苫小牧支店 支店長

一人一人の想いに応えたい
私たちがすべきことは、
依頼者の方の親身になること

ラムサール条約に登録された「ウトナイ湖」をはじめ、苫小牧は、北海道でも有数の景勝地。「支笏洞爺国立公園」内にある、「樽前山」も絶景スポットとして有名です。そんな自然豊かな地にオフィスを構える、アディーレ法律事務所・苫小牧支店。JR苫小牧駅からは徒歩3分と、抜群の立地を誇っています。支店長は奥住恭央弁護士。よく寄せられる相談内容や、相談者の方への想いなどについて、お話しいただきました。

プロフィール
ご相談を受ける際に心がけていること、弁護士としてのモットーは何ですか?

一般的に、弁護士へ法律相談をする機会というのは、「一生に一回あるかどうか」と言われています。そのため、「弁護士ってどんな人なんだろう?」、「自分の相談は、本当に弁護士へ相談するべきことなのか?」、「弁護士事務所っていったいどんなところ?」といった、いろいろな疑問や葛藤があってもまったく不思議ではありません。
そのような思いを抱えたまま、それでも勇気を出して来られた方は大勢いらっしゃいます。ですからまず私は、ご相談に来ていただけたこと、また数ある法律事務所のなかから、当事務所を選んでいただけたことにいつも感謝を申し上げます。そして、その相談者の方の期待に応えるべく、一件一件の相談を大切にしていきたいと、常に心がけております。

「弁護士になってよかった」と、仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?

事件の内容によっては、話合いでの解決が難しく、裁判になってしまうことがあります。裁判は水物なので、結果がどうなるかは、実際に裁判をしてみないとわかりません。特に、争いが激しく、見通しが難しい事件については、「裁判、どうなるだろうか…」と、私自身も毎日のように気を揉むことがあるのです。
ですから、依頼者の方とは、裁判の期日ごとに綿密な打ち合わせをしますし、依頼者の方の主張が認められるようにさまざまな創意工夫を行います。そういった数多くの努力が実り、裁判でこちらの主張が認められたときは、本当にやり切った思いになります。そして何より、結果を受けて依頼者の方から感謝していただけたとき、ふと「この仕事をやっていてよかった」と大きなやりがいを感じるんです。

苫小牧支店にはどのようなご相談内容、ご相談者の方が多い印象ですか?

苫小牧には、比較的広い土地があるためか、賃貸ではなく、一戸建てを所有している方が少なくありません。そのため、住宅を守りたいという理由から、自己破産はできないという方が、割合として多いように感じます。さまざまな理由から、ご家族には秘密で多額の借入をしてしまったが、住宅を手放すことなく、返済をどうにかしてほしい、というご要望です。
あとは、男女間のトラブルのご相談も比較的よくいただきますね。いずれにせよ、相談者の方のプライベートに関わる内容ですから、そのあたりは毎回気を遣っています。

弁護士、また、アディーレ法律事務所に相談・依頼すべき理由やメリットは何ですか?

アディーレ法律事務所では、土日も相談を受け付けており、かつ多くの取扱いサービスについて相談が無料です。これは、ほかの事務所にはない強みだと思います。
特に苫小牧市内近郊の事務所で、土日も相談を受けているところは、かなり珍しいのではないでしょうか。それもあってか土日になると、苫小牧市内の方に限らず、室蘭市、伊達市、静内町、浦河町といった遠方から、たくさんご相談に来ていただいております。苫小牧支店は、駅から徒歩5分以内の距離にありますし、アクセス面がよいという点も関係しているかもしれません。

ご相談・ご依頼いただいたお客さまとの間で、印象に残っているエピソードはありますか?

借金というのは、やはり人に相談しにくい内容であるため、1人で抱え込んでしまい、余計に深刻な状態になってしまっている方が多いです。
たとえば、ある相談者の方は、自己破産について、当初かなり後ろ暗いイメージをお持ちで、否定的でした。しかし、一つの解決方法として、時間をかけて、一つ一つ丁寧に自己破産の手続の説明を丁寧にしていくと、「自己破産って、本当はこういうものだったんだ」とご理解いただけたのです。そして、「どうしてもっと早く相談しなかったんだろう…」と泣きながらおっしゃって、最終的には、「どうかお願いします」と、ご依頼いただいたことは、非常に印象に残っています。細やかなコミュニケーションを心がけた結果、依頼者の方に納得いただける解決策を提案することができ、本当によかったです。

弁護士への相談・依頼を迷っている方へ向けて、メッセージをお願いいたします。

「弁護士事務所は敷居が高くて、近寄りがたい…」、「こんなことを弁護士に相談していいのか不安…」、このように悩まれて、相談をためらってしまう方もいらっしゃるかと思います。
ですから私たちは、相談者の方がそのようにたくさん悩まれたうえで、勇気を出して当事務所へご相談にいらっしゃったことを常に忘れてはいけません。そして、その思いに答えられるよう、親身になってご相談をお受けする準備を常に行っています。
先ほども少しお話ししましたが、「もっと早く相談していただいていれば、もっといい解決方法があったのに…」というケースは本当に多々あります。ぜひお気軽に、そして早めのご相談をお待ちしております。